

加藤崇之の、キタカラレコード『天国への最後の階段』以来となる、ガットギターのみのソロアルバム。
フリージャズ系やノイズ系、叩くギター系のギタリストとして代名詞のように取り上げられ話題となる加藤崇之だが、聴衆の前であらためてガットギタ-1本でスタンダード、ボサノバ、オリジナル、童謡までを聴かせるにはよっぽどの覚悟がなければ誰にでも出来る技ではない。現在の技巧派ギタリストを代表するアルバムであると言えます。
01「歩こうよ」、02 渋さ知らズで知られる「皇帝」、03 Shoomy Bandの「ペペタン」の3曲はオリジナル、03「ボディー&ソウル」はジャズスタンダード、05「WAVE」はボサノバ、06 は誰もが知る超スタンダード童謡。可愛らしく見えるが何処かが変なジャケット、本人による解説も変態ギタリストとは思えない謙虚な姿勢でいらっしゃるので好感が持てます。
■曲目リスト:Track List
01:歩こうよ
02:皇帝
03:ボディー&ソウル
04:ペペタン
05:Wave
06:夕焼けこやけ~七つの子
■演奏
加藤崇之:ガットギター