のなか悟空の、人間国宝、人間凶器や騒乱武士とは違う渋い1面を垣間見せます。フリージャズと邦楽の出会い! 邦楽をメインにした意外な素晴らしい?バンドです。
インプロの曲が1曲で、のなかの曲と大由さんの曲、JAZZTOKYO誌で昨年のベストアルバムに選ばれたシカゴのNicole Mitchellのオーケストラのアルバムに邦楽の人が入っていて面白いよと言ったら、じゃぁ、お前がこのアルバムを出せと言われたアルバム。余計な事は言ってはいけない訳です。上々颱風の西村さんやら、シエナウインドオーケストラの西田さんまでもが参加。
■演奏
横澤和也(ボイス、石笛)
西田紀子(フルート)
西村直樹(ベース)
大由鬼山 (尺八)
のなか悟空(ドラム 、パーカッション)
■のなか悟空は古くはドラムとピアノを担いて富士山に登ったり、シルクロードのドラム旅、キリマンジャロに登りドラムを叩く、南アメリカをリヤカー旅等の本を物にする作家であって凄まじいドラムを聞かせるトンデモ人間です。昔、神奈川の大和市でレコーディングライブだと言うのにポコチンに銀玉を詰めて腫れ上がり、レコーディングに来ないので大宮まで迎えに行って、ドラムを積んで来たは良いが叩きすぎて卒倒したような体験の持ち主。