original
ベニシアが子供達に歌い継いできた音楽がここに!
「猫のしっぽ カエルの手」で知られるベニシアの歌世界。
6~7年前に、渋谷でベニシアのイベントを開催した。彼女とは、私が京都に住んでいた頃からの知り合いだった。その際に、私CD出したいのと言われたが、冗談だと思い相手にしていなかった。
数年後、電話が来て自分の住んでる家の前に、ピアニストがいるのと言った。ちひろちゃんかと聞いたらそうだと。彼女がベニシアに家の隣に引っ越したのは前に聞いていた。彼女は渋さ知らズのメンバーだった時期がある。他にくるりのメンバーだった吉田省念などと共にレコーディングする事になった。
レコーディングの時点では目がかなり悪くなっていて、大きな紙に文字を書いても読めないのだと。英語で歌っていて途中から日本語に変わることになっていたが、いつまで待っても日本語が出てこない等、至難の連続でエンジニアーが根気よく仕上げてくれた。
そんな事があって奇跡のようなレコーディングになった。収録曲は、ベニシアが子供の頃から慣れ親しんだものを選曲した。
―吉田光利(地底レコード)―
■曲目リスト:Track List
01:Colors (ドノバン)
02:シング(セサミストリート)
03:音楽という贈り物(朗読)
04:風に舞う(ベニシア)
05:スカボローフェア(スコットランド民謡)
■レコーディングメンバー
ボーカル、語り:ベニシア・スタンリー・スミス
ギター&チェロ:吉田省念
ピアノ、トイピアノ&アレンジメント:横山ちひろ
ピアノon 03:今井春子
コーラス on 04:京都大原学院の皆さん
レコーディング・エンジニアー:粕谷茂一